土佐錦魚専科

とりあえずのポイント イトメの消毒

 エサの選択に悩まれている人がいると思いますが、本来選択の余地無くイトメを示します。
 魚を作るにはイトメ、育てるならその他の餌でも良いでしょう。
 ところがこの頃は国内産のイトメが採れなくなりつつあり、輸入が増えていろいろな病原菌を持って来ました。国内産でも条件が悪くなり質が大分落ちて来ています。
 そんなイトメを与えると腹を壊したり、病気に感染したりします。全部が全部悪い訳ではないのですが、悪い時にぶつかると大変なことになります。
 そこでイトメを新鮮に保った上で消毒を試みました。わりと良い結果が出ましたので苦労している人、原因が解らずに魚が病気になったりしている人は試してみてはいかがでしょうか。

 水10Lに対して市販のうがい薬のポビドンヨード1㏄が目安です。多少濃くても大丈夫なようです。
 入れてから直ぐでは効き目が浸透していませんから、半日から一日置いた方が良いようです。
 これで一応の消毒は済みましたが、三日程たつと虫の卵が孵ったりしますので三日に一度、水替えと消毒を繰り返した方が効き目が持続します。他の市販の薬でリフィッシュ等の併用がより有効です。
 薬の副作用ですが、今のところ期間が短いので見ることはできませんが、必ずある筈です。気を配って下さい。

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